都心からもアクセスしやすい宿河原駅|「二ヶ領用水宿河原線」の魅力!

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神奈川県川崎市多摩区にある南武線が通る駅、宿河原駅。川崎駅まで約25分、渋谷駅まで約39分。 都心へのアクセスが便利で、自然が多く住みやすい地域です。

その宿河原駅から徒歩3分ほどの場所に流れている小川をご存じでしょうか?「二ヶ領用水宿河原線」と呼ばれるこの川は、実は江戸時代に作られた歴史深い人口用水なんです。

今回は「二ヶ領用水」(にかりょうようすい)の史跡や見どころをご紹介します。

「二ヶ領用水」の歴史

二ヶ領用水は、旧稲毛領と川崎領(現在の川崎市多摩区から川崎市幸区あたり)の二ヶ領の農地に水を引くために、江戸時代初めに建設された全長32kmの人工用水です。
神奈川県では、最も古いとされる人口用水路といわれています。

用水は、1597年に徳川家康の命を受けた代官 小泉次太夫によって作られました。別名「次太夫堀」とも呼ばれています。
完成したのは1611年、実に14年もの歳月です。
二ヶ領用水完成により、この辺りの米の収穫量が飛躍的に伸びたと伝えられています。

関ヶ原の戦いの前から江戸時代に入ってまで……歴史の表舞台には出ませんが、着々と江戸幕府の水路体制が進んでいたことを感じさせますね。

明治以降は、飲料水や工業用水としても利用され、近年までは生活用水としても利用されていました。現在でも、市北部などでは農業用水や環境用水として利用されています。

二ヶ領用水宿河原線は、多摩川の上河原取水口から始まる本川とは別に、宿河原取水口から水を取入れている準用河川です。
2.2kmほどの小川は、久地駅近くの“出会い橋”あたりで本川と合流します。

こちらもこの辺りの農業用水として用いられていました。

二ヶ領用水宿河原線を散策

現在は階段などが作られ、散策路として整備されている宿河原線。沿川には、桜などの植物が植えられていて、四季折々に自然を楽しむこともできる散策路としても人気です。

川にかかる宿河原橋の隣には、駐輪場があります。

その対岸には、宿河原の桜並木についての立て看板が置かれています。

春には、美しい桜並木の散策路になるおすすめの場所です。

桜以外にもこの水辺で見られる植物がたくさんあるので、一年通して近隣住民の目を楽しませてくれます。

撮影した夏は、木々が緑色に染まり、暑い日差しの合間に涼を感じさせてくれました。

散策するなら「かわさきTEKTEK」

二ヶ領用水を散策するなら、ぜひ取り入れてほしいのが川崎市の公式ウォーキングアプリ「かわさきTEKTEK」。

引用:かわさきTEKTEKアプリ操作マニュアル
https://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000164/164154/20250617manual.pdf

令和5年10月から開始されたこのウォーキングアプリは、川崎市の新たな健康事業。アプリは見やすく、歩数以外の消費カロリーなども表示され便利です!

歩くことでポイントが貯まり、貯めたポイントを応援したい川崎市立の小・中学校(特別支援学校を含む)へ寄附できます。
寄附したポイントに応じてチケットが付与され、川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダース、協賛企業等からの応援特典の抽選に応募することができちゃうんです。

自分の歩いた実績が測定され、ポイント化、寄附に繋がるのは、子どもたちのために行動できていることになります。
そして、寄附だけではなく、スポーツ好き、応援しているチームがある方には、特典の応募する権利も得ることができます!

さらに、アプリ内の「リアルウォーキング」では、歴史や自然を感じながら二ヶ領用水沿いを歩く4コースが公開されています。
歴史や自然を感じながらの散策が、より楽しくなりますよ!

歴史を感じる散策スポット「二ヶ領用水宿河原線」。
川崎市多摩区宿河原の、二ヶ領宿河原堰のそばにある二ヶ領せせらぎ館では、ミニ多摩川水族館、二ヶ領宿河原堰模型、大型モニター画面(DVD)などの常設設備のほか、月ごとに企画展示(写真・絵画・作品など)が開催されています。
大人でも楽しめるスポットなので、散策ついでに立ち寄ってみてください。

また、多摩川コンサート(桜・夕涼み)、エコ★カップいかだ下りなど、季節に合わせた行事も開催されています。

ぜひマップを手に、二ヶ領用水を巡り、歴史や自然の魅力を感じてみてくださいね。

二ヶ領用水宿河原線
住所:神奈川県川崎市多摩区宿河原1丁目から6丁目
アクセス:JR南武線「宿河原駅」から徒歩約3分
TEL:044-200-2903(川崎市建設緑政局道路河川整備部河川課)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。