向ヶ丘遊園駅の周辺には、数多くのベーカリーが店を構えています。
今回はその中でも、パンの原材料にこだわり、地元の方々に愛されている小さなベーカリー「パン工房 Coupe Coupe(クープクープ)」をご紹介します。
黄色いのぼりが目印のベーカリー
向ヶ丘遊園駅北口を出て登戸方面へ線路沿いを歩くこと約3分。
住宅街の一角にあるビルの1階に、目印となる黄色いのぼりが見えてきます。

「今日はお店が開いていたかな?」と、お店の営業日を調べる必要はありません。
この黄色いのぼりが出ているかで営業しているかどうかが分かるからです。
今回はパンの種類がそろっている平日の午前中に伺いました。
中に入るとパンの種類の多さに圧倒されます。

玄米パンやバゲットなどの食事系から、あんぱんやパンオショコラといった甘い系まで豊富に並びます。
レジの近くの冷蔵庫にはサンドイッチやジュースも用意されています。

値札の色が分かれているので、ふわふわ系のパンやハード系のパンなど見た目では分からないパンの柔らかさで選ぶこともできます。
小さなお店からは想像できないパンの種類の多さに、いつも何を買うか悩んでしまいます。
そんな時は、お店の壁を見てください。

スタッフさんのお気に入りのパンがランキング形式で紹介されています。
また、ランキングとは別に推しパンも書いてあるので、参考にしてみてください。
地元の人に選ばれる理由。毎日食べたい国産小麦のからだ想いパン
クープクープの人気のパンはクリームパン。
優しい甘さのクリームパンで人気なのもうなずけます。
しかし、このパンは期間限定なので、今回は出会えず。
今の人気No.1は玄米パンとのこと。

クープクープのパンには、北海道産小麦が100%使用されています。
イーストではなく「白神こだま酵母」という天然酵母を使い、天然塩や国産バター、こめ油など厳選した原料にこだわりぬいています。
特に食パンは、添加物を使わず最小限の原料のみで作られており、焼きあがった後にはすぐ売り切れてしまうほどの人気だそう。
こうした体にやさしいパンづくりが、地元の健康志向なファンを引きつけています。
もっちり玄米パンにガリッじゅわの塩バターフランス!人気3種を食べ比べ
今回は人気No.1の玄米パンと塩バターフランス、この時期に人気のブルーベリーとクリームチーズのパンの3種類を購入しました。

玄米パンは、生地に玄米と黒糖を練り込んだ一品。
優しい甘みともっちりとした食感が特徴です。
食べると玄米のプチッとした食感と黒糖のひかえめな甘さが相まっておいしい。
食事と一緒に食べても邪魔をしない味わいでしたが、試す間もなくペロッと完食してしまいました。

塩バターフランスは、個人的にも大好きなハード系の一品です。
国産小麦を使ったハード系のパンは珍しいそうです。
国産小麦で作るパンは水分が多く、どうしても食感がもちっとなってしまうそう。
しかし、クープクープのハード系のパンは生地の重さを感じさせません。
心地よいガリッとした歯触りに仕上がっています。
ただガリッとしているだけではなく、中はしっとり。
吸いつくような潤いを含んでいます。
塩バターフランスを割ってみると、中からバターがじゅわーっとあふれてきます。
小麦の味とバターの濃厚さ、そしてたまに顔を出す塩味。
素材本来のおいしさを存分に味わえる商品です。

そしてブルーベリーとクリームチーズのパン。
この組み合わせは食べなくてもおいしいことが分かります。
柔らかいパンとクリームチーズのさわやかな酸味、ブルーベリーの優しい甘み。
暑い時期にもくどくない、さわやかな甘いパンです。
会社員から念願のパン屋さんへ!店主の「パンが好き」が詰まった楽しいお店
店主さんは会社員から心機一転、パン屋さんを起業するために一から勉強された方。
向ヶ丘遊園の都会すぎず、田舎すぎない土地柄にひかれ、2025年にお店をオープンされました。
「昔からパンが好きで、パン屋さんに行くと楽しかった」という純粋な思いが、お店のすみずみまで形作られています。
取材中もずっと弾けるような笑顔で、パンへの情熱を語ってくださいました。
曜日ごとに並ぶパンが変わるため、訪れるたびに新しいおいしさに出会えるのも魅力です。
向ケ丘遊園を訪れた際は、ぜひお店に足を運んでくださいね。

パン工房 Coupe Coupe(クープクープ)
住所:神奈川県川崎市多摩区登戸2512番地 第3稲田ビル 1
アクセス:小田急線「向ケ丘遊園駅」北口から徒歩約3分
TEL:なし(InstagramのDMからご連絡ください)
営業時間:9:30-18:00(※パンの残り具合により前後する場合があります。 )
定休日:日曜、月曜、第1・3火曜
駐車場:なし

















