予約してでも食べたい!こだわりの“パん”が並ぶ「パんトアナタ」新百合ヶ丘

愛犬を通じて知り合った友人から「おいしいパン屋さんがあるよ」と教えてもらい、ずっと気になっていたパン屋さんがあります。
それがパんトアナタです。

以前は「nichinichi」という店名で営業していましたが、2024年3月に一度クローズしました。
その後、同年12月に同じ場所でパんトアナタとして再スタートしたそうです。

今回は事前予約をして、朝と昼の2回の販売時間にうかがってきました。

実際に食べてみると、誰かに教えたい!
でも、できれば秘密にしておきたい…。

そんな気持ちになるパン屋さんです。

完全予約制!どんな“パん”に出会えるか、ワクワクが止まらないパん屋さん

パんトアナタは、好きなパンを店頭で選ぶ一般的なパン屋さんとは少し違います。

完全予約制で、販売されるのはお店が選んだパンのセットのみ。どんなパンに出会えるのかは、当日のお楽しみです。
お店があるのは、川崎市麻生区万福寺です。新百合ヶ丘駅北口から住宅街を歩いた先にあります。
営業日と受け取り時間を確認して事前にセットを予約します。

現在販売されているのは、8種類のパンが入った2,500円のセットと、6種類のパンが入った2,000円のセットの2種類です。

今回は8種類のセットを予約しました。

店頭にずらりと並んだ中から好きなパンを選ぶのも楽しいですが、

「今日はどんなパンが入っているのかな……」
と想像しながらお店へ向かう時間も、とても新鮮に感じました。
この日は、予約したセットのほかに追加販売のパンも購入しました。目の前にたくさんのパンが並ぶと、どれから食べようか迷ってしまいます。

江別製粉の小麦粉だけを使用!こだわりが詰まった「食パん」

今回いただいた中で、私が特に感動したのが「食パん」です。

まずは何もつけず、そのままいただきました。ひと口食べて感じたのは、しっとりとした食感と豊かな香りです。小麦のおいしさがしっかりと感じられ、そのままでも十分に満足できる味わいです。

そのままのおいしさを味わったあとは、2枚目をトーストしてバターをのせていただきました。

店内に掲示されていた「食パん」の案内には、「春よ恋」「ハルユタカ」「キタノカオリ」といった国産小麦の名前が並んでいます。
パんトアナタでは、「食パん」だけでなく、すべてのパンに江別製粉の小麦粉を使用しているそうです。

さらに「食パん」には、カルピス発酵バターが使われています。お店の方によると、このバターが食パんの香りとツヤにもつながっているとのことです。
材料へのこだわりを知ってから改めて味わうと、しっとりとした食感や芳醇な香りにも納得です。普段何気なく食べている食パンですが、「食パンって、こんなにおいしいんだ!」と驚きました。

北海道産コーンがぎっしり!驚きのおいしさ

「食パん」に続いて、もうひとつ強く印象に残ったのが「コーンパん」です。

半分に切ってみると、中には北海道産のコーンが「これでもか!」というほどたっぷり。どこを食べてもコーンの甘みを感じられ、その量にも驚かされました。

さらにおいしさを引き立てていたのが、表面のほどよい塩味とペッパーです。コーンの甘さに塩気とペッパーがよく合い、食べ進めるほどにあとを引く味わいでした。
コーンパン自体はこれまでにも食べたことがありますが、ここまでコーンの存在感たっぷりの「コーンパん」は初めてです。見た目のインパクトだけでなく、甘みと塩気のバランスも印象に残る一品でした。

どれを食べても感動!個性豊かなパンたち

「食パん」や「コーンパん」のほかにも、印象に残ったパンがたくさんありました。
まず「パんトアナタ」。少し前に流行した高級食パンを思わせるような、ふわふわ、もちもちとした食感がたまりません。やわらかな食感を楽しみながら、ついもうひと口と手が伸びてしまいます。

「ん」は、チーズと青のりを組み合わせたハードパン。チーズの風味と青のりの香りが驚くほどよく合い、この組み合わせのおいしさが印象に残りました。

そして「3種ぶどうパん」には、驚くほどたっぷりのレーズンが入っています。どこを食べてもレーズンを楽しめる、名前どおりぶどうの存在感たっぷりのパンでした。

この日は昼に購入したパンを主人と食べ始めたところ、気づけばその日のうちにすべて完食。少しずついただくつもりが、次々と食べたくなってしまうおいしさでした。

決まった商品をいつでも買えるお店とは違い、予約した日にどんなパンに出会えるのか分からないのも、パんトアナタの楽しみのひとつです。次回はどんなセットになるのだろうと、早くも気になってしまいます。

誰かに教えたい、でも秘密にしておきたい“パん屋”さん

食べる前から楽しみが始まり、ひとつひとつのパンを味わうたびに新しい発見があるパんトアナタ。

今回いただいたパンは、どれも素材へのこだわりと、それぞれに違ったおいしさが感じられるものばかりでした。
特に「食パん」のおいしさは忘れられません。

どのパンもおいしくて、すっかりお気に入りになりました。誰かに教えたいけれど、できれば秘密にしておきたい。パんトアナタは、そんな特別なパン屋さんでした。

パんトアナタ
住所:神奈川県川崎市麻生区万福寺4-8-4
アクセス:小田急線「新百合ヶ丘駅」北口から徒歩約8分
販売方法:完全予約制・セット販売
営業日:予約ページで確認

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。